台湾民衆党の主席選挙で当選した黄国昌氏=台湾民衆党提供 台湾立法院(国会に相当)の第3勢力、台湾民衆党の主席選挙が15日に投開票され、立法委員(議員)の黄国昌・党代理主席(51)が当選を決めた。強いカリスマ性をほこった柯文哲(コーウェンチョー)前主席が収賄罪で起訴され、大きく揺らいだ党勢の立て直しに向き合うことになる。 議員へのリコール請求多発する台湾 ねじれ議会で深まる「分断」 民衆党によると黄氏は投票数9263票のうち約96%を得票した。 「ひまわり学生運動」で中心的役割 黄氏は2014年、台湾の学…